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けていること。
三 受信装置の条件
イ空中線系の絶対利得と受信装置の等価雑音温度との比は、-4デシベル以上であること。
ロ無線電信による通信を行う場合にあっては、搬送波の周波数偏差が550Hz、クロック周波数偏差が0.5Hz、かつ、二相位相変調波の搬送波電力と雑音の電力密度との比が43.4デシベルとなるレベルの電波を受信した場合において、復調後におけるビット誤り率は0.001パーセント以下であり、受信後0.58秒における搬送波及びクロック再生確率は90パーセント以上であること。
ハ無線電話による通信を行う場合にあっては、変調周波数が800Hzの変調信号により、最大周波数偏移が(±)12kHzとなるレベルで周波数変調した搬送波を、搬送波電力と雑音の電力密度との比が51デシベルとなるレベルで受信した場合において、復調後における信号対雑音比は、28デシベル以上であること。
四 空中線の条件
イ主輻射の方向から離角に対する絶対利得は、次の表の上〔左〕欄に掲げる区別に従い、それぞれ同表の下〔右〕欄に掲げるとおりのものであること。

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ロ送信又は受信する電波の偏波は、右旋円偏波であること。
五 前各号に掲げるもののほか、郵政大臣が別に告示する技術的条件に適合すること。
2 インマルサット船舶地球局のインマルサットC型の無線設備は、前項第一号の規定によるほか、次の各号の条件に適合するものでなければならない。
一 送信装置の条件は、次のとおりであること。
イ変調方式は、位相変調であること。
ロ送信速度は、毎秒600ビット又は毎秒1,200ビットであること。
ハ位相雑音のレベルは、なるべく別図第四号の九に示す曲線の値を超えないこと。

 

 

 

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